歌詞「すべてが宝石」
すべてがほうせき

本当に大切なものって何だろう? もしかしてそれは失ったときにわかるものかもしれない。たとえ何か思い通りにならない、キツいできごとがあったとしても、それは本当の意味での宝石に気づけたということかもしれないよ。そこからきっと何かが生まれる。間違いない。悲観するのはまだまだ早い。

アルバム「夢のチカラ、再び。」に収録

すべてが宝石 (Jewels)

作詞・作曲・編曲:与歌 Words and music written by Yota

 

一夜だけで
埋まらぬ距離縮めるように
触れるすべてを
ただ狂おしく愛でる

一度手を放せば逃げてしまう…
(夢でも見るように)
そんな危うさが炎あおる
(火の粉が舞うほどに、ほら)
つながる心、今だけでも
(身体が忘れないこと)
夜の夢見は鮮やかに

 この腕の中、あなたを感じて
 ひとつに結ばれる
 二度と離れることなどないかのように
 抑えられない命あふれて
 何度も果てる
 限りなどないかのように…
 そのすべてが宝石

  ハッとする ビンビンと来る
  予測などできないほどに
  グッと来る だんだんと来る
  夜が目覚めるように
  スッとする シャンシャンとする
  芝居でもできないくらいに
  もっと来る キュンキュンと鳴る
  眩しすぎる朝のように

差し込む朝日が
夜の名残り過去に追いやって
夢の続きは
もうこの場所では見えない

取りに帰れない忘れ物が
(私を呼ぶように)
次々に浮かんでは消える
(限りがないほどに、ほら)
そばに感じたい、今だけでも
(心が忘れないこと)
夜の寒さに凍える前に

 この胸の中、あなたを感じて
 ひとつに結ばれる
 決して忘れることなどないかのように
 色鮮やかに時が巻き戻り
 何度も…(何度も)
 終わりなどないかのように
 こらえきれない涙あふれて
 何度も煌めく
 まるで手に取れるように…
 そのすべてが宝石